2012年3月13日火曜日

響け マリアハープ♪東北の大地で・・・明日CD発送します

いろんな想いを抱えてきたこの一年でした。悶々と、頭の中で、無意識に考えこんで、結論のでないままマリアハープのCDアルバム制作に入りました。2009年からの普及コンサートで、確実に人々の心の奥に 手応えのある広まりをしているバリアフリー楽器 ”マリアハープ” 。この響きを、東北の被災地の方々にも聴いて頂きたい・・・大切な人を突然失った魂に語りかけ、身体に伝わる響きを・・・
そんな想いを持ちながらのレコーデイングでした。できるだけいつものコンサートのように、生音に近い状態で、私たちの呼吸が伝わるように、シンプルに、自然体で。私のマリアハープと中村たかしさんのギターだけで、パーカッションなどは入れないで、ここだけの響き、あなたの側で囁きかける、今だけの音・・・  そんなアルバム作りをめざしました。
3月11日をむかえ、霧が晴れるようにマリアハープのこれからの使命が見えてきました。私がここに居ながらできること、それは、マリアハープのCDを作って東北へ贈ること。
現地を全部廻ることはできなくても、CDを必要としている人に届けることは、方法を考えればきっとできると・・・!
早速フェイスブックで繋がっている、東北 岩手県大船渡市の新聞社の方に連絡をとりました。受け取ってくれる団体があるかどうかを尋ね、お願いをしました。早速のお返事で、復興ボランテイア活動のNPO夢ネット大船渡さんからのOKをいただきました。ありがとうございます!
3月21日発売 1000枚プレスした内の100枚を東北に贈りたいと思います。マリアハープと19世紀ギターの響きで、そして私の手話歌で、心やすらぐ方がおられる事を祈って・・・♡


岩手県大船渡市のみなさまへ
私は兵庫県に住む音楽家 マリア味記子と申します。
今から2年半前、2009年に母が倒れたのをきっかけに、片手で弾ける、寝てても弾ける、重さ1キロのバリアフリー楽器「マリアハープ」を発案、創作しました。
制作は友人の19世紀ギター製作家田中清人さんやなど、関西に住む三人の制作家にお願いしました。
昨年3月と4月に震災支援チャリテイコンサートを行いましたが、ささやかな金額だったので楽器を作って送ることはできませんでした。演奏にも行けませんでした。
いろんな想いを持ちながら、この世でここにしかないマリアハープと19世紀ギターで13曲いりのアルバムを制作しました。
どうぞ生まれたばかりのマリアハープとギターの心地よい響きを感じて下さい。
母のために作った楽器が、今では多くの方々の心を癒すことも多いです。小さなベイビータイプは、私がホスピスで歌う時に創りました。弦の音は心の深いところまで入っていきます。
CDが完成した先日、FBで知り合った東海新報さんにお尋ねをして、NPO夢ネット大船渡さんを紹介していただきました。
一軒一軒訪問活動をなさっておられるとの事なので、このCDの音楽が似合いそうな方にプレゼントして頂くようにお願いをしています。うけとられた皆さん、聴いていただけましたか? 静かな夜、目覚めの朝、また臥せっておられる方等にも聴いて頂けるような選曲をしています。また、感想を聴かせて頂けると嬉しいです。ありがとうございました。


荷造り中です



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