2015年1月14日水曜日

聖マリア病院ホスピス演奏の予定。

毎週 水曜日は、ホスピス病棟演奏の日。新年のご挨拶と今年のミーティングにマリア病院へ行ってきました。
マリアハープは、今年から病室に入っての演奏が許可されました。一部屋5分程度、患者さんのリクエストもいただきながら。10部屋を廻らせていただきます。きょうは、城山先生のピアノ演奏で懐かしのフォークソングを歌っている時に、天に召された患者さんがいました。コンサート後に アメージンググレイスの演奏と歌でお見送りさせていただきました。この病棟では日々このような光景が繰り返されます。
2013年にお御堂でコンサートをさせて頂いた事を思い出しながら、再度 出発点に戻ってホスピス演奏をしたいと思います。
マリアハープができて1年め、エクラホールで教室を始める。その後風らん教室始める。2年め曲線型にデザインを変更、CD製作始める。3年めCD完成・発売、発売記念コンサート。
4年めマリア病院お御堂でのコンサート、母が他界。マリアハープ曲集の制作発売と楽器認定登録と商標登録。5年め 大阪での楽器認定記念コンサートと西宮市でホールコンサート始まる。 そして6年め、今年は次作アルバムを完成したいです。出来るだけオリジナル曲で、マリアハープから生まれたメロディを奏でて行きたいと思うこの頃です。
これから毎月ホスピスで演奏する、患者さんと自分の人生に向き合ってマリアハープを奏でる。私の声で歌い伝える。そんな、初心に戻ってマリアハープを見つめ直す時期のように思います。
篠笛 城山先生・社会部の長野さん。
今まで様々な楽器の方とのコラボしてきました。でも、お客様から良く言われるのが、「他の楽器よりマリアハープの音色をもっと聴いてみたい。マリアさんの歌声をもっと聴きたい。」担当者の方からも同じように、「弾き歌いが一番人の心に伝わるのだから自信をもってソロコンサートをやって欲しい」など・・・歌う事に劣等感を持っている私にとっては、不可解で、困惑する感想ばかりです。きょうも姫路のイベントに城山先生とジョイントできないか相談しましたら、「マリアさんが歌うのが一番ベスト」だとの応え。ますます困惑です。


2002年に発売したCDも、「こんな内容で2500円は高すぎる」と言っている人が・・・廻り回って 楽器を製作している作家さんから聞きました。 マリアハープを創って2年目の録音、技術も未熟で、頸椎ヘルニアの後遺症で右手指が動きにくく、自分でもどかしさイッパイ在りながらの録音。でも 精一杯時間とエネルギーとお金をかけて製作しました。
わたしは、元々美術畑だったので、楽器とか音楽表現に付加価値をどうつけるか?一概には言えませんが、絵画と同じく音楽表現も、 個性や魂、オリジナリティーを大切にしたいと思っています。2500円が高いか?安いか?分かりませんが、CDを製作しない人が増えてきた今の時代、製作する事に意味があるようにも思います。
等々 そんな事を考えていると、もう一度気持ちを原点に、白紙の状態からスタートしたいと思うのです。
2月3日は、マリアハープ教室生徒有志もサロンで演奏予定です♬