2017年9月3日日曜日

マンチェスター博物館にある古楽器 Dital-harp


ディタル・ハープ又はダイタル・ハープは、1800年ごろ、イギリスのオルガン奏者、音楽家 エドワード・ライトが、自身のために作った弦楽器で20弦の音域。 弦の長さを変えるためのメカニズムが組み込まれているようです。 dital というのは、ピッチを変化させるためのレバーが付いていることを表していて、どのように演奏するのか想像できませんが、ハープにフレットをつけた発想のようです。
この楽器の事は、マンチェスター博物館に展示してある事で知りましたが、1820年代の楽器が現存していることがわかりました。その楽器は、ヨーロッパの楽器商の手元にあります。マリアハープとの共通点がたくさんあるので、実物を手に取ってみたいものです。
当時は両手で弾いているようですが、弦の並びはきっとマリアハープと同じで、左が低音、右が高音です。もし、日本に送れる状態でしたら、10月のコンサートの頃には見ていただけるかもしれない、なんて楽しみに返事を待っているところです。

ディタルハープ

背面


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